工房りん 手づくり木工家具, 刃物研ぎ,便利屋 | 日記 | 自動カンナの再修理

昨日壊れた自動カンナあいちゃく有、平面万力に改造して今後使用しようと
しましが、今日壊れても良いから最後の望みをかけて再修理しました
モーターの軸を思い切りゴムハンマーでたたき抜くことが出来ました。

故障の原因は思っていた通りベヤリングの不良でした
長年の使用でベヤリングの球が破損してかなりの抵抗となりモーター
が過熱してました。
でもこのベヤリングを抜き出すのが又非常に困難でした、抜き出し用の
工具が有ることは承知してますが、時間、お金を考えて自作してこれで
何とか抜けました。
直ぐネットでベヤリングを注文しました。
昨日殆ど分解していてその復元がたいへんでした、あとはベヤリングが入荷
すれば再度修理します、おそらく十分再使用出来るはずです。


取り外したモーターの電機子　右端のベヤリングが不良でした




自作のベヤリング抜き出しジグで何回も失敗しながら抜き出し出来ました



この簡単なジグです　ボルトの頭をベヤリングに引っかけて　中央のナット*2個で
平等に締めるとベヤリングが引き寄せられます、簡単な構造です
左の引っかけ部が外れないように2本のボルトを特殊ペンチで押さえながら
又右の板はボルトが開いて、はずれないようにしてます。



カンナの刃を研ぎ済の物に取り替えました、又この刃の調整がゲージを使用して
行いますが何回も調整して、最後はノギスで刃の出っ張りを計測して2枚の刃の
調整が同じになるように何回も調整しました
これで4回も分解組み立てしました。

リョウビ製　AP-10N　加工幅250ｍｍ